Special thanks to akomni, natumikan!
―ガチャ、パタン
ビ「――いやぁ~もうさいっこうだったよ!☆
あれなら申し分なし!
トップアイドルも目じゃないねっ!☆」
テ「フ、フンッ……当然だ。私にかかればあの程度、
造作もない……//」
五「……」
ビ「うんうん☆ 頼もしい限り☆ww
それじゃ、プロデュー……責任者の人には
アカリから伝えておくから☆」
テ「ん、ああ」
五「アカリ、それ本当に大丈夫なの?
けっこう勝手に決めちゃってるけど……」
ビ「大丈夫大丈夫☆ww
うちの方針とも合ってるし、さっきの映像、
そのまま見せるし☆」
五「撮ってたのね……さすが抜かりなしね……。
――って、あれ見せるのっ!? あのわけわかんないやつ!?」
ビ「あー、それも大丈夫ー。
プロデューサー、そういうのにも理解ある人だから☆」
五「……そう……。
もう何も言わないわ……」
ビ「ww」
テ「……」―ガチャ
ふぃ~…ただいまぁ~…(´Д`)
ビ「おっと、噂をすれば☆ おかえりー☆プロデューサー☆」
五「おかえりなさい」
テ「なんだあの生物は……」
ビ「さっき話した責任者さんだよ☆」
テ「なにっ?」
五(そういえば、五十鈴もずっと疑問ではあったわね……)
ビ「ねー、プロデューサー☆ 帰ってきて早々で悪いんだけど、
ちょっと話いい?」え? うん…まぁ、いいけど…(´・ω・`)
ってあれ?お客さん?(・ω・`)
ビ「全部説明するよ☆」
テ「……」
五「……」☆
か、かか陥没っ……!( ゚Д゚)
ビ「ね☆ いいよね?☆」
うーん……まぁ、本人がいいなら(´・ω・`)
ビ「やたっ!☆ おめでとうー!いいってさー☆」
テ「……」
五「……まぁ、なにはともあれ、これからよろしく。五十鈴よ」
テ「……馴れ合うつもりはない」
五「あら……随分ね」ビ「……」(´・ω・`)
テ「少なくとも、最低限の連携はするつもりだ」
五「……結構なことね」
テ「……何が不満?」
五「……確かに、この世界じゃ、
貴女みたいにドライでシビアにいかなきゃいけないときも
少なくはないでしょう」テ「……」
五「……でも、そうじゃない時は
みんなと仲良く楽しく過ごすことだって、
とても大切なことだと五十鈴は思うわ」テ(……)
ビ(五十鈴ちゃん……)
……(-ω-`)五「……そうして、そんな時間を一緒に過ごした"仲間"が
いつか、どんなときでもお互いを支え合うような、
大切でかけがえのない存在になっていくものなんだって――」テ「っ…………そう……か――」
ビ(……ん?)
五「……」
テ「……イスズの考えはよく理解した。
だが、私には必要ない」五「……そう……」
ビ「……」(´・ω・`)
テ「……フン。だが、まぁいいだろう……。
いつかどこかで実践できるよう少しは検討しよう。
……いずれ、な……」五「……ふふっ、良いんじゃない?」
ビ「おー☆」
(´-`)ビ「よっし☆ それじゃ、歓迎会しようか!☆」
テ「っ……さっそくか……」
五「いずれとは……」
ビ「まあまあww 結局、遅いか早いかだって☆
んじゃ、昨日のクラブに戻って開催ねっ!☆」
五「ほへっ!? き、昨日のっ!?」
テ「…?」あぁ、待って。
もう登録とかやっとくけど、芸名はどうするの?(´・ω・`)ビ「あ、それもう決まってる! これっ!☆」つ□
《テラ・エロス》 ババーン!
テ「…………うぉおおいっ!!」
五「アカリぇ……」
テ「何のための自己紹介だったんだ! 馬鹿にしてるのっ!?」
五(あのとき笑ってたのこれか……)
ビ「いや、本名と芸名は別物だから☆
……ねぇ、エロちゃん……」
テ「え、エロっ!?//」
五(あーぁ……)ビ「アイドル、なりたいんだよね?」
テ「ぅ……」
ビ「負けたくないんだよね?あの人にさ」
テ「っ…!!」五「だから誰なのよ、その人は……」
テ「そ、そうだっ……私はっ……!!」
ビ「だったら、これ択一だよ。
むしろこれはね、エロちゃんのアドバンテージなんだよ?
ものすごくキャッチーなんだから!
これをウリにしないなんてないよ!
バカにしてるなんてとんでもないっ!☆」
テ「そ、そういうもの……?」五(なんかデジャヴ……)
……(´-`)ビ「うんうん☆ そういうものそういうもの!☆」
テ「……わかった、従おう。好きにしろ……」
ビ「はいオーダーで~す☆www」
え……あ、はい……(´・ω・;`)五「強引ね……」
ビ「んふふww
まぁてか、本名でいったらいったで、
知名度上がってきたら、
どうせこれでイジられるようになるしね☆www」
テ「」
五「身も蓋もないわね……」☆☆
五「というかこれ、"テラ"がファーストネームなの?」
ビ「あ……あー……いや、エロスちゃんが名前かな……」
テ「……」
五「もはや意味不明なんだけど……」
ビ「……い、いいじゃん!細かいことはさっ!☆」テ「……」
五「……テラさん、って呼びますね……」
テ「……敬称は不要だ。敬語もいらない」五「……ふふっ。改めて、よろしくテラ」
テ「ああ、イスズ」ビ「アカリもよろしくね!エロちゃん!☆」
テ「……」
ビ「あれwww」
五「まあ、そうなるわね……」ビ「まぁいいや☆ それじゃ飲みにイコー!☆」
テ「飲み……」
五「あ、そういえば飲めるの?」
テ「む……」
ビ「ノンアルもちゃんとあるよ☆
あ、五十鈴ちゃんは前みたいに飲みすぎちゃだめだよ?☆w」
五「っ……前は、アンタがやたら
ハイペースで注いできたからでしょうが!
軽いからとか言って……!」
ビ「あははは☆ww」……まぁ、みんなほどほどにね(´-`)